【奈良の絵葉書】昭和初期の生駒名所
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昭和初期の生駒名所の絵葉書。
「生駒山飛行塔」は現在でも生駒山上遊園地にある大型遊具。
昭和4(1929)年の建造で、日本最古の大型遊具といわれている。
戦時中は防空監視所として使われたので金属供出を免れたという。
「生駒山トンネル」は現在の「旧生駒トンネル」。
落盤事故や列車の火災、列車の暴走事故など、なにかといわくつきのトンネルである。
現在は鉄の扉で封鎖されているため、中に入ることはできない。
生駒の雰囲気が好きで学生時代にはこのあたりによく遊びに行っていた。(このトンネルは別として)
平成10年代でも昭和な空気感が残っていて独特だった気がする。
宝山寺の「旅館」街もここに迷い込んだら出られなくなってしまうのではないか、と思ってしまうような不思議な空間だった。
生駒山上遊園地の横には生駒山宇宙科学館の廃墟がまだあり、すごい存在感を放っていた。
こちらは1970年代と思われる現役の頃の生駒山宇宙科学館の絵葉書。