【箱崎】筥崎宮の前にある唐津街道旧郡境石
投稿日: | カテゴリー:街散歩
筥崎宮の前に唐津街道旧郡境石があります。[map addr=”福岡県福岡市東区馬出5丁目35−15”]
▲ 場所はこちら。
▲ 天井桟敷という古民家を使ったレストラン。
▲ その横にひっそりとこんな碑が。「従是東粕屋群」と刻まれています。
▲ 碑の横にあった案内板にはこう書かれていました。
旧唐津街道の名残を伝える表糟屋郡と那珂郡との群境を示す石碑で、現在は箱崎校区と馬出校区との境界になっています。
唐津街道は、筑前藩と唐津藩が参勤交代に使っていたため唐津街道と呼ばれていましたが、他に内宿通り、青柳通り、赤間海道ともいわれていました。
旅人は、箱崎宿をはさみ博多〜箱崎〜青柳と進みます。箱崎宿は、筑前21宿の1つで、筥崎宮の門前町として栄えました。旅人は博多を過ぎて箱崎宿までは正装で威厳を示し、ここで旅の軽装に着替えて青柳宿をめざし、帰りには長い旅を終えて箱崎宿までたどり着き、軽装から正装に着替えたといわれています。旅人は、旅の無事とたどり着いた感謝を筥崎宮にお祈りしたことでしょう。
▲ 上記の案内板にある通り、確かに唐津街道旧郡境石の右にある緑色の地名の看板には箱崎一丁目とありますが、この碑の左側にある「天井桟敷」は馬出五丁目になっています。
▲ 碑には文化元年とありますので1804年に作られたものですね。
200年以上前のものがよく撤去されずに残っていたものです。