【唐津】唐津市の歴史ある町並みを巡る その3
唐津市の歴史ある町並みを巡る その3です。
前回の記事はこちら → 唐津市の歴史ある町並みを巡る その2
▲ 唐津の町を歩いていると突如現れるこちらの立派な建物。
▲ この建物はかつては唐津銀行として使われていました。
▲ 建物の設計監修は唐津出身である辰野金吾によるものです。
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▲ 現在は地下一階がレストラン、一階が多目的スペース、二階が展示施設として使われています。
唐津銀行は唐津藩の重臣 大島興義の子、大島小太郎によって設立された銀行です。設立当時は26歳だったそうです。
大島小太郎は銀行の設立だけでなく、港や鉄道の整備や産業の開発など唐津の近代化に大きく貢献した人物です。
▲ 大島小太郎の依頼で建築家の辰野金吾、その弟子の田中実との協力によって建てられ、平成9(1997)年まで現役の金融機関(佐賀銀行唐津支店)として使われました。
※ 唐津銀行は吸収合併を繰り返して佐賀銀行となりました。
▲ 唐津銀行を出てウロウロしていると「恵比寿鯛焼 はな田」というレトロな建物を改造して作られている鯛焼屋を発見。
イートインスペースもあっていい感じ。
恵比須鯛焼 はな田
http://www.bbit-karatsu.com/c/hanada/
▲ 鯛焼を食べながら帰路につきました。
唐津には他にも唐津城、宝くじで有名になった高島などなど、他にもたくさんのスポットがあるのでまだまだ見どころが残っています。
▲ 帰りに旧三菱合資会社唐津支店本館(現:唐津市歴史民俗資料館)に立ち寄ってみましたが、この日は休館日でしたのでまた日を改めて行ってみたいと思います。
【参考サイト】
・旧唐津銀行