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【福岡の絵葉書】明治時代後期の香椎潟

明治時代後期の香椎潟の絵葉書。

松本清張の映画「点と線」を観る。

原作小説を読んで面白かったのでDVDも購入し、これまで数回観ている。

点と線では福岡の香椎が事件の現場となっている。

西鉄香椎駅や国鉄香椎駅が出てくるが、実際のロケは香椎ではなく東京など別の場所で行われているそうだ。

香椎のシーンでは、町並みを見て「ずいぶん寂しい所ね」と言うシーンがある。

また、香椎の海岸で死亡している男女を見た刑事が、心中ならばこんなに寒々しい場所で決行することは考えにくいと事件性を疑い、そこから話が展開していくという流れになっている。

現在ではショッピングモールがあったり、埋め立てにより住宅街になっていたりしていて、「香椎=寂しい」というイメージはあまり無いが、映画においては香椎が寂しいということが重要な意味を持ってくる。

絵葉書はそれよりずっと前の明治時代後期の香椎潟であるが、寂しいを通り越して「風光明媚」といった風景だ。

写っている島はおそらく妙見島(現在は埋め立てられて島ではなくなっている)、半島のように突き出た部分は名島城址だと思われる。



Y氏(山田全自動)
Y氏(山田全自動)
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福岡でブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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