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【福岡市】福岡藩3代目藩主 黒田忠之の名が刻まれた警固神社の鳥居

警固神社の入口部分にある鳥居には福岡藩3代目藩主 黒田忠之の名が刻まれています。


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▲ 警固神社の場所はこちらです。


▲ 入口のこちらの鳥居。刻まれている文字を見ると・・・


▲ 「国主筑前侍従 源朝臣忠之建立」とあります。

Wikipediaの「警固神社」によると

社伝では神功皇后による三韓征伐の際、皇后の船団を守護し勝利に導いた警固大神を福崎(現在の福岡城本丸周辺)の地に祀ったのが始まりとされる。慶長6年(1601年)福岡城築城の際に下警固村(現在の福岡市中央区天神周辺)に移され、慶長13年(1608年)に福岡城主黒田長政によって現在の場所に社殿が造営された。

とのことで、現在の福岡城跡で祀られてきたものを福岡城を建てる時(1601年)に下警固村に移転、1608年に黒田長政がそれをさらに今の場所に移転したという経緯があるようです。

この鳥居は寛永16年(1639年)に建てられたもので寛永9年(1632年)に発生した黒田騒動が一段落した時のようです。

400年ぐらい前のものが都心部にこうして立っていると考えるとちょっとビックリです。

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【こぼればなし】

警固神社の境内には福岡市内の旧町名が刻まれた石がたくさんあります。夏休みの自由研究のテーマにもいいかも?!

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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