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【桜坂】海上安全の守り神に船の碇…桜坂の山の中に海の痕跡が?

桜坂の山の中に海の痕跡?!

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▲ 御所ヶ谷4丁目あたりから南公園、動物園、雙葉学園方面に登っていくまっすぐな急坂があります。

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▲ 高級そうな住宅街を抜けてひたすら登って行くと、

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▲ こちらの金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)があります。

[map addr=”福岡市中央区桜坂3丁目3-20″]
▲ 住所は福岡市中央区桜坂3丁目3-20

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▲ となりには南福寺というお寺があります。

福岡市中央区ホームページの「金刀比羅神社」のページによると金刀比羅神社は普段はこの南福寺の方が世話をされているのだとか。

おそらく神仏習合時代のなごりが今に続いているのでしょう。

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▲ 階段をのぼると鳥居と本殿が見えてきます。

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▲ 比較的近年に改築されたのか、小綺麗な感じ。

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▲ それにしても気になるのが狛犬の前にあるこちらの碇(いかり)。

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▲ 海の近くにある神社にはこういったモニュメントがよくありますが、ここは海から数キロ離れた場所。しかもまあまあ山の中です。

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▲ 神社前にあった案内板を読んでみると

当社は海上安全貿易繁昌の守護神として古くより此の地に鎮座ましまし霊験殊にあらたかにして世の崇敬篤し。元和四年黒田藩主が朝鮮出征の折水軍の守護神として海上安全を祈念したのに始まり

とありました。

やっぱり海関連のことが書かれていますね。

そこで福岡市中央区ホームページの「金刀比羅神社」をもう一度確認してみると、

もともとこの辺りは博多湾の入江が広がり、境内に置いてある錨はそのころのものだと言い伝えられています

とも書かれていました。

そうなんだ!錨(碇)も当時のもの?!それはさすがに・・・という気もしないではないですが、かつてはこの辺りまで博多湾の入江が広がっていたのか!

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▲ そこで鎌倉時代をあらわしたとされる博多古図を確認してみると・・・

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▲ 「小烏大明神」「平尾村」などの記載がありますが、この金刀比羅神社は「小烏大明神」と「平尾村」のちょうど間あたり。

そう考えると確かに「草香江」「冷泉ノ津」と言われるかつての博多湾の入江は相当近いですね!

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▲ おそらく昔はこの場所から海が遠くまで見渡せていたことから海上安全、貿易繁昌の守護神として鎮座させられたのでしょうね。

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▲ まさかこんなに山の中に海の痕跡を見つけるとは思っていませんでした。

静かで雰囲気のある良い神社ですので散歩ついでに参拝してみてくださいね。

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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)
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