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【熊本の絵葉書】熊本市内の色々な風景を明治〜昭和初期の写真と比較

熊本市内の色々な風景が明治〜昭和初期にどのような様子だったか、写真(絵葉書)を見ながら調べてみました。

上通町筋

▲ 人通りが多く賑わっている上通町筋。

▲ 大正〜昭和初期の様子です。たくさんの商店が立ち並び、大変賑わっているのは今も昔も変わらないようです。

長六橋

▲ 国道3号線と白川が交差する場所にかかる長六橋。慶長六年にできたので長六橋なのだそうです。

▲ 昔はアーチ型の橋でしたが、1990年代に現在のように架け替えられました。旧長六橋の部品は現在保管されていて別の場所に移築予定らしいです。(→ こちらのサイトを参照

水道町交差点

▲ オフィスビルや商業施設など大きなビルが立ち並んでいる水道町交差点付近。

▲ 大正〜昭和初期はモダンな建物が立ち並んでいたようです。西洋風でオシャレですね!

新市街電気館前

▲ 新市街の映画館「電気館」前の様子。

▲ 昭和初期はこんな感じだったようです。電気館の建物がなんともモダンで素晴らしいです。

着物を着た人やシルクハットをかぶった人、セーラー服の女子高生などが写っています。

奥にうっすら見えている てっぺんに国旗が立てられている建物は九州新聞社の社屋です。現在、県民百貨店前の立体駐車場にあたる場所です。

県民百貨店

▲ 県民百貨店の場所は昔どんな感じだったのでしょうか。

▲ 明治時代の様子です。県民百貨店の場所にはタバコの専売局があったようです。

県民百貨店周辺

▲ 県民百貨店前の道をアーケード商店街側から撮影した様子です。

▲ 大正〜昭和初期はこうでした。右側奥の長い建物がタバコの専売局、左側の建物が九州新聞社です。

辛島町駅

▲ 辛島町駅周辺の交差点あたりの様子です。

▲ 昭和初期はこのような感じ。右側の台形のオブジェが2つ乗っている建物は「世界館」という映画館だったそうです。現在の東急インにあたる場所です。

唐人町通り

▲ 問屋やマンションなどがたち並ぶ唐人町通り。

▲ 大正〜昭和初期の様子。以前は商店がたくさんあったのだそうです。今でもポツポツとレトロな建物が見られます。

電灯の形は今も昔も全く同じですね。

熊本市役所

▲ 熊本市役所を熊本城稲荷神社側から見た様子です。

▲ 昭和初期にはこのような感じでした。今よりもかなりスッキリしていますね。

この旧市役所の建物の玄関部分は高橋公園緑地内に移設されて現在でも残っています。

今回はこんなところで。また別の絵葉書を入手したら現在と比較して色々調べてみたいと思います。

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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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