軍艦三笠の主砲が福津市にある!
投稿日: | カテゴリー:寺社仏閣
軍艦三笠の主砲が福津市にあると聞きつけ見に行ってみました。
▲ 福津市にある東郷神社。
[map addr=”福岡県福津市渡1815-1″]
▲ 場所はこちら。住所:福岡県福津市渡1815-1
▲ 東郷神社は日露戦争の日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊に勝利した東郷平八郎を祀る神社です。
▲ この東郷神社は福津市出身の獣医師安部正弘の発案によって建立された神社で、日本海海戦が行われた海を望む山の上に建てられています。
▲ 境内には彦六神社という稲荷神社もあります。
▲ 彦六神社の祠の横には逆立ちした狐の像が!これは珍しいですね!
▲ そしてこちらは東郷神社の宝物殿。
▲ 宝物殿の前にはこんなものがあります。
なんとコレ、かの有名な軍艦三笠の主砲の先端部分なのだそうです。
▲ 正面から覗くと施条がハッキリとわかります。
こうやって螺旋状の切り込みを入れることで砲弾に回転がかかり、飛距離と命中率が増すのだそうです。
▲ この三笠の主砲、もともとは完全な状態で残されていたのだそうですが、昭和20年の終戦後に兵器類を処分するようにとの通達があり、八幡製鉄所の溶鉱炉で溶かされることになったのだとか。
しかし、東郷平八郎の偉業を後世に伝えるためにと、安部正弘の懇願によって先端部分だけは残されることになり、現在の状態で保存されているのだそうです。
▲ ちなみに東郷神社から更に上に登った場所には山の麓からも見える巨大な戦艦三笠を模した日本海海戦紀念碑も建てられています。