【福岡の絵葉書】明治時代の港3丁目付近の様子
投稿日: | カテゴリー:絵葉書
明治時代の港3丁目の様子がわかる古写真(絵葉書)があります。
▲ 港3丁目は福岡造船所などがある場所です。以前に紹介した造船所がみえるおしゃれなカフェなんかも このあたりにあります。
▲ 湾内の埋め立てがされていない頃ですので今と比べるとずいぶんシンプルです。
▲ 明治時代の写真と全く同じ場所から撮影した様子がこちらです。
埋め立てが行われて建物が増えたことがわかります。
▲ こちらは写真が撮影された時期から少し後の大正5年の港付近の地図です。写真と同じ形が地図に示されていて面白いです。
▲ 堤防の形などがピッタリと一致します。(まあ当たり前といえば当たり前ですが・・・)
▲ 港3丁目にある住吉神社の横には「午砲台」と書かれています。
▲ 港3丁目の住吉神社に行ってみると・・・
▲ 境内に午砲場跡の石碑が建てられています。
この場所には以前、空砲を撃って正午を知らせる大砲が設置されていたのだそうです。明治時代から昭和6年(1931年)まであったそうです。(→ くわしくはこちら)
▲ 矢印の場所あたりに砲台があったはずですので、もしかしたら古写真に写っていないか確認してみましたが、それらしきものはありませんでした。
古い写真と現在を比べてみると、街の発展具合がよくわかって面白いものです。