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【福岡市】長尾の名前の由来と旧海岸線(?)の下長尾八幡宮

城南区の長尾小学校横に下長尾八幡宮という神社があります。


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▲ この辺りはこんなに小高くなっていたのか、と思うほどちょっとした丘のようになっています。


▲ 拝殿。


▲ ハッキリとした由来のようなものは書かれていませんでした。


▲ 神社からの眺め。

ホント意外なほど小高い場所にあるんですね。

この下長尾八幡宮について調べてみると、下記のページをみつけました。

長尾自治協だより 第37号

これによると、昔はこの周囲は海が広がっており、油山からこのあたりにかけて長い尻尾のように丘陵地が伸びていたため「長尾」という地名がつけられたのだそうです。

確かにお隣の「片江」などの地名などもいかにも海っぽいです。


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▲ また、下長尾八幡宮東側のこのあたりは「しめの口」という呼び名があったのだそうです。

この「しめの口」は昔 船着場だったそうで、(海の安全祈願のため?)しめ縄を付けた柱があったためにそう呼ばれていたそうです。

もしかしたら船を固定させる縄をつけていたものなのかもしれませんね。


▲ 旧海岸線だと考えると少し小高い場所に神社が造られているのも納得できます。

それにしても、かつてはこの辺りまで海だったとは信じられませんね。

【参考文献】
長尾自治協だより 第37号

福岡県の歴史散歩
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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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