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【福岡の絵葉書】まだ木製の橋だった頃の名島橋

国道3号線の多々良川にかかる名島橋。この名島橋がまだ木製の橋だった頃の様子が分かる絵葉書を入手しましたので紹介してみたいと思います。[map addr=”福岡県福岡市東区箱崎7丁目5”]
▲ 名島橋の場所はこちら。


▲ 現在の名島橋は1933年(昭和8年)に架けられたもの。

江戸時代〜明治時代後期にかけては簡易的な仮の橋があるのみで、多々良川を渡るには渡し船が主な移動手段だったのだとか。

本格的な橋が架けられたのは1910年(明治43年)で、ヒノキ造りだったと言います。

↓ その橋がこちら ↓

IMG 2899
▲ 大正時代に撮影されたものではないかと思います。

写真右側に少しだけ写っているのはおそらく立花山で、橋を挟んで対岸に見えるのが名島城址。

これだけ長い橋を人力で架けるのは大変な作業だったでしょうね。

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▲ ほぼ同じ場所から現在の名島橋。

幅は24mもある立派な橋に生まれ変わり、大活躍中です。

なぜこれほど立派な橋になったのかは下記の記事をご参照下さい。

不思議なほど立派な名島橋
http://y-ta.net/najima-bashi/

また、郷土史研究家の益田さんのWEBサイトには名島橋だけでなく、名島界隈の貴重な写真がたくさん掲載されていますのでこちらも是非チェックを!

アンティーク絵葉書に観る、懐かしの名島界隈

【参考サイト】
名島橋の歴史

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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