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春吉橋の真横にもう一本橋がある理由

天神から国体道路沿いに中洲方面に進んでいくと「春吉橋」があります。

中洲の屋台が立ち並ぶ地帯の真横にある橋ですが、この橋の真横に不自然に橋がかかっています。




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▲ 航空写真で見るとこんな感じです。

春吉橋と「中洲懸橋(なかすかけはし)」が真横に並ぶ形でかかっているのをご存知でしょうか?

▲ 2つの橋のもっとも距離が近い部分は2〜3メートルほどしかありません。

中洲懸橋は歩行者専用の橋になっています。

ということは春吉橋は歩行者が通れない橋なのかなと思ってしまいそうですが、そういうわけではありません。

春吉橋は普通に歩行者でも通れる橋です。

▲ しかも中洲懸橋は突き当りがどこにも通じていないほぼ意味無し状態の橋になっています。

なぜこのような橋がかかっているのでしょうかね??

▲ じつは この中洲懸橋は旧・春吉橋なのだそうです。

現在の春吉橋は1948年(昭和23年)に作られたもので、それまでは中洲懸橋が春吉橋として使われていたそうです。

1687年(延宝6年)に木製の橋がかけられ、1910年(明治43年)に石組みの橋になったと言われています。

その際に使われていた石は上の写真のような形で現在でも中洲懸橋の石材として使用されています。

旧・春吉橋は、現・春吉橋が作られた時に取り壊される予定だったそうですが、地元の方たちから残してほしいという要望があったために歩行者専用道路として残されているのだそうです。

そういうわけで2本の橋が隣り合う形になっているのですね。不自然なところにはやっぱり何らかの理由があるもので おもしろいですね。



Y氏(山田全自動)
Y氏(山田全自動)
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福岡でブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など

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