なぜか西新に飛び地のようにある九州大学の施設
投稿日: | カテゴリー:レトロ建築
なぜか西新に飛び地のようにある九州大学の施設をご存知でしょうか??
▲ 西新2丁目にある九州大学西新プラザ。
[map addr=”福岡県福岡市早良区西新2丁目16−23”]
▲ 場所はこちら。住所:福岡県福岡市早良区西新2丁目16−23
▲ 樋井川沿いの住宅地の中になぜかポツンとある九州大学の施設です。
研究発表や会議などに使えるレンタルルームや宿泊所があるようです。
しかし、どうしてこの場所に飛び地のように九州大学の建物があるのでしょうか??
▲ 実はこの場所に九州大学の施設があるのは、こちらの建物が関連しています。
▲ この場所にはかつて、六本松の旧制福岡高等学校の外国人教師のための宿舎がありました。
大正13(1924)年に宿舎の建築が行われ、こちらの建物は昭和2(1927)年の増築時に建てられたものです。
▲ 旧制福岡高等学校が九州大学へと移管された後も宿舎として使用され続けていましたが、平成11(1999)年に老朽化のため廃止。
跡地は研究発表や会議などに使えるレンタルルームを備えた九州大学西新プラザとなりました。
現在残っている宿舎の建物は福岡市の有形文化財に指定されているため、敷地内に保存され、現在に至っています。
▲ なるほど、この場所に九大六本松キャンパスの教員宿舎があったので現在でも飛び地のように九州大学の施設があるんですね!
それにしてもここから六本松まではそこそこ距離がありますので通勤が微妙に大変だったことでしょうね。
【参考サイト】
・産学交流棟の紹介|九州大学西新プラザ