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【福岡】筑紫野市の民家に電車の車両?!

筑紫野市某所の住宅街を通過中に民家に電車が置かれていて思わず二度見してしまいました。


▲ なぜこんなところに電車が?!


▲ ハリボテ感はなく、とても重厚なものですので実際の電車のような感じです。


▲ どうやら車両は短く切断されているようです。外から見た感じだと、物置として使われているようです。

気になったの色々と調べてみると、↓下記の記事を発見しました。

福岡)住宅敷地に電車が鎮座、きょうまで一般公開

記事によると、

筑紫野市の二日市温泉にほど近い住宅に、電車の廃車両が鎮座している。鉄道好きの手嶋通久さん(64)が個人で保存している

とありました。また、

この車両は、かつて西鉄天神大牟田線を駆け抜けた200形。西鉄車両課によると、1937~41年に30両が製造された。(中略)展示されている211号車は200形の中でも当時の面影を最も残している車両。戦時中は空襲をかいくぐって走ったが、戦後の高度成長期には大量輸送のために大型車両が多くなり、次第に大牟田線から消える。211号車は晩年は甘木線で余生を過ごした。他の200形とともに89年に廃車になったが、手嶋さんは西鉄から購入し、1両の前部3分の1だけを保存してきた。

と書かれていました。

もともとは大牟田線で走っていた車両が甘木線で使われるようになり、89年に廃車になったものを西鉄から個人で買い取られて、大切に保存中ということのようです。


▲ このタイプの車両では、ここに展示されているものしか残っていないそうで、大変貴重なものなのだそうです。

鉄道ファンもちょくちょく見学に来るそうで、ちょっとした名所になっているようです。

住宅街にいきなり電車があるのでなかなか面白い光景ですよ。

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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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