福岡のちょっと変わった観光・旅行案内などを紹介

メニューを表示

職人になれなかったパラレルワーカーの広く浅い生き方

複数の仕事をする人をパラレルワーカーと言うのだそうです。現在なんだかんだで五つぐらいの全然違うジャンルの仕事(仕事と趣味の境界線が曖昧なものも多いですが)をしているので僕もパラレルワーカーというものに分類されるかと思います。

職人タイプへのあこがれ

日本独自の文化なのかよくわかりませんが、一つの事に徹底的に打ち込む職人タイプは色々マルチにやる人よりも評価される風潮があるような気がします。伝統工芸のようなわかりやすい職人だけでなく、一つの会社で定年まで勤め上げるというのも、ある意味職人のような評価を受けます。

僕自身も職人タイプには非常に憧れがあって、そうなりたいと常々考えてきました。しかし、現実はというと、あらゆる物事に興味が移ってしまい、なかなか職人タイプになれない自分にコンプレックスを感じていました。ウェブ、イラスト、執筆、物販、カメラ、音楽、アプリ、収集などなど、趣味と仕事の境界線すら曖昧にあらゆる事にチャレンジしてきましたが、どれも職人と呼べる域に到達したものはありません。

ただ、それぞれいまだにうっすらと仕事になっているので、気がついたらパラレルワーカーという状態になっていました。フリーランスになって10年以上経ちますので、もう今から職人的なものになろうとは思っていなくて、むしろパラレルワーカーである事のメリットを感じています。

カメラマンになりたい

何か物事に取り組む時には常々、後になればなるほど楽になるように意識しています。例えば、写真(カメラ)の仕事。カメラマンに憧れて一時期カメラの事だけをやっていた時期があります。

カメラマンの仕事というと例えばモデルさんを撮影して写真を納品し、報酬を受け取るというものがあります。この場合、常に受注と納品を繰り返し続けなければなりません。後になればなるほど楽になるとは言えない状態です。

僕は後になればなるほど楽になる事は「ストックフォト」だと考えてそこに集中的に取り組みました。ストックフォトとはいわゆる写真素材です。

広告なんかを見ていて「あれ?この人物の写真、別のとこでも見たな?」と思った事がありませんか?あれは写真の使用権利を数百円から数千円で販売するストックフォトが使用されてているからです。ストックフォトのサイトに撮影した写真を登録しておき、使用権利が購入されたらカメラマンにその購入金額の何パーセントかが支払われるという仕組みです。つまり、一度登録をしておけば、あとは何もせずに権利が購入される度に少しずつ報酬が入ってきます。

僕は撮影した写真をストックフォトに何千枚か登録していますが、5年前ぐらいに登録したにもかかわらず、わずかながらではありますが、いまだに報酬が入り続けています。ストックフォトの登録数を増やし続ければ特に動く事もなく報酬が入る、つまり後になればなるほど楽になる仕組みを作る事ができます。

過去の頑張りが未来の自分をサポートしてくれている

このブログなんかもその例です。記事を増やし続ければ、その日書いた記事だけでなく、検索エンジンから過去の記事にもアクセスが集まるようになりますので、後になればなるほど楽になります。

こういうものを広く浅くやり続けてきたので、今は1ヶ月何もしなかったとしても生きていけるぐらいの金額が入り続けています。あくまで生活水準をギリギリまで落とせば生きていける、というぐらいの金額ではありますが、これがあるのと無いのとでは心持ちはだいぶ違ってきます。過去の頑張りが未来の自分をサポートしてくれている感じです。(なんか怪しい勧誘みたいな文章ですが・・・笑)

たぶんこれを意識していなかったらパラレルワーカーとしては機能していなかったと思います。フリーランスは身一つで仕事をこなしていかなくてはなりません。受注、納品を繰り返すクライアントワークだったら他ジャンルの仕事をこなすのは物理的に難しいです。

また、広く浅くやった事で一つがダメになってもまた別のものがそれを補填してくれるリスクヘッジになっています。

パラレルワーカーとして生きる事が自分に向いている

職人になれない事をずっとコンプレックスに感じていましたが、たぶん職人になるのはムリと諦めてパラレルワーカーとして生きる事が自分に向いているようです。まあいずれにしても頑張らないといけないという点はどんな働き方でも同じという結論には達しましたが。

記事を読み返してみてちょっとマルチ商法の勧誘みたいだなとも思いましたが、今の僕の仕事スタイルはこんな感じです。こういう働き方をする人は今後増えていくのではないでしょうか。

Y氏(山田孝之)
運営:Y氏・山田全自動
(山田孝之)
facebook Twitter
Y氏・山田全自動こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。2019年3月からはやや雑記ブログに方針転換しました。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
ページトップへ戻る