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自分で出した本は勝手に自己紹介をしてくれる最強の名刺になるという話

昨日の記事で自分独自の文章を書くという話をしました。自分だけしか経験していないような話というのはなかなか見つからないものですが、他の人があまりやっていなくて、良い経験になったというものを考えてみたら、「本を出す」という事があるかなと思いました。

本を出す事になったきっかけ

本当にありがたい事に、今まで5冊の本を出版させてもらっています。「福岡路上遺産1」「福岡路上遺産2」が郷土史の本、「福岡穴場観光」が観光の本、「山田全自動でござる」「またもや山田全自動でござる」がイラストの本です。

正直なところ、これらは僕に特別すごい才能があったというわけではなく、完全にラッキーな事が重なったから出せたものばかりです。「福岡路上遺産」は博多の郷土史研究家の益田さんが出版社(海鳥社)にたまたまブログを紹介してくれた事がきっかけですし、「福岡穴場観光」はけやき通りの一箱古本市に出店していたら出版社の書肆侃侃房の方が偶然来られていて名刺交換をした事がきっかけ、「山田全自動」のイラストの本はまだ全然フォローも少なかった頃にたまたま編集担当の方がフォローしてくれていて面白がって声をかけてくれた事がきっかけでした。

本が勝手に自己紹介をしてくれる

本を出す事の一番のメリットは本が勝手に自己紹介をしてくれるというものです。

自分がどういう人か言葉で説明するのはなかなか難しいものです。自分の事を知ってもらいたくてベラベラと話し続けるのは、話される側の人にとっては非常に退屈で苦痛。でも本があると何も語らずに自分の人となりをおおまかに知ってもらう事ができます。無理やり本を押し付けたりするのはもちろんダメですが、こういう本を出してますと知ってもらうだけで自分が何者なのかをアピールしやすくなります。ビジネスマンは日々名刺交換をしていますが、名刺は何も自己紹介をしてくれません。ところが本は言葉を発さなくても自己紹介をしてくれる最強の名刺になります。僕は話すのが苦手で自分をPRしたりするのは非常に下手なのですが、本が勝手にそれを代行してくれるので助かっています。口下手な人は自分のやっている活動で一冊本を出してみると、かなり楽になると思います。

同人誌やZINE(小冊子)ようなものでもよい

本を出すなんて簡単に言うなよと言われるかもしれませんが同人誌やZINEのようなものでも、あるのと無いのとでは全然違います。僕もZINEを出してみた事があるのですが、それがきっかけで知り合った人も多いですし、前述したように自分の趣味嗜好をPRしてくれる、口下手にとって心強いツールになります。

本を出していると人が勝手に信頼してくれる

本を出す事のもう一つのメリットは「人が勝手に信頼してくれる」というものです。

イラストの活動などは特にその傾向が強いように思えます。僕は髪が長く風貌もおよそ社会人とは思えない感じで、しかも平日にいつも出歩いたりしてるので、全く自分の事を知らない人からは「何してる人なの?」とよく聞かれます。その質問に対して「イラスト描いたりしてます」と答えると「へぇ〜」と、特に何の当たり障りもないリアクションですが、「どんなイラストなんですか?」と聞かれてAmazonで本が販売されているページを見せると、だいぶ話を聞いてくれるようになる感じがあります。

ただ単にSNSにアップしていたものが紙の本になっただけで、やっている内容は同じなのに、ずいぶん信頼度が変わってきます。まあ単純に本があると何となくちゃんとしてる感が出ますね。

本を出すのは特別な事ではない

出版社を通して流通に乗せる本が一番理想的ではありますが、最近はオンデマンド印刷などもありますし、本を出すハードルは確実に下がっています。料理が好きな人は毎日作った料理を写真に撮ってフォトブックにしてみるとか、そういう事でも良いと思います。人生が変わるとまではいかないものの、ほぼ間違いなく良い効果をもたらしてくれます。

Y氏(山田孝之)
運営:Y氏・山田全自動
(山田孝之)
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Y氏・山田全自動こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。2019年3月からはやや雑記ブログに方針転換しました。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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