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【鹿児島】洞窟資料室・西郷隆盛像・売り子の講談がグイグイ来る おみやげセンター「せごどん」

西郷隆盛洞窟横にあるおみやげセンター「せごどん」がいろいろすごかった・・・。IMG 5250
▲ 西郷隆盛洞窟は西南戦争の際に西郷隆盛が最期の5日間をすごした場所です。

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▲ 洞窟の周囲には柵が作られていて中に入ることはできませんが、当時は周囲は木々に囲まれた山の中にひっそりとあったのでしょう。

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▲ 案内板にはこう書かれていました。

明治10年(1877)9月24日、午前4時政府軍の城山総攻撃が始まった。城山に立てこもる薩軍兵士は、わずか300余。これを囲む政府軍は何重もの柵を回らし、その数4万。死を決した西郷は夜明けを待って、5日間すごした洞窟を出た。桐野利秋、別府晋介、村田新八、池上四郎といった私学校の幹部たちも一緒です。この日の西郷の出立たちは妻のイトが縫った縞の単衣に白い兵児帯(へごおび)。ゆっくりと岩崎谷を下る。その時流弾が西郷の腰に命中。別府の介錯をあおいで49歳の生涯を閉じたのです。
 西南戦争というのは、不平士族の反乱のあいつぐ中、西郷を慕う私学校の生徒たちが、政府の挑発によって引き起こした暴動が始まりです。首謀者の引き渡しか全面戦争か、その結論を出したのは「おはんらにやった命」といいう西郷の一言でした。2月15日、ついに挙兵。熊本で政府軍と激しい攻防をくりかえすも、近代兵器のまえに敗退。7ヶ月にわたる大乱の最後を、西郷は故山城山で迎えたのです。

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▲ この西郷隆盛洞窟の横にはおみやげセンター「せごどん」というお店があります。

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▲ ショーウィンドウには陶器や置物が陳列されています。隣には巨大な西郷隆盛像が。

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▲ 高さ7メートルほどで迫力があります。

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▲ さらにその横に「目で見る西南戦争始末記 三十六景展示場」というものがありました。

「この洞窟の中にあります。ご自由にお入り下さい。」とのことでみてみることに。

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▲ 薄暗くてひんやりとしています。

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▲ 途中には西郷さんが潜伏していました。なぜかちょっと笑顔。

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▲ 洞窟を置くに進むと西南戦争の様子が描かれた作品が展示されていました。

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▲ この展示室はインディーズに作られた施設資料館のようですが、おみやげセンター「せごどん」の人が作成したものなのでしょうか。

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▲ 妙な情熱を感じられていいですね。

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▲ 横のおみやげセンターにも行ってみました。

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▲ 撮影はNGということですので外からの様子を。

西郷隆盛関連グッズから鹿児島のおみやげ、あとは全く関係ないものまで色々と販売されていて楽しいです。

中に入ると間髪入れずに売り子さんの講談が始まります。

店の奥には写真資料がたくさん展示されていて、棒を使って解説してもらえます。

いわゆる「フルベッキ群像写真」を維新の志士達の集合写真だとする説をそのまま採用したものでした。

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▲ 講談につられて書籍を2冊購入。

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▲ あと、なぜか売り子さんに猛プッシュされた桜島の灰で作られた西郷隆盛の人形。こちらもグイグイ来るのでつい購入。

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▲ 西郷隆盛が飼っていた犬の「ツン」の人形もあり、これまた猛プッシュされたのですがこれは何とか回避。

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▲ 洞窟資料室・西郷隆盛像・グイグイ系の売り子の講談など、いろいろと面白いおみやげセンター「せごどん」。いろいろと楽しいです。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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