【六本松】レトロな商店街「新道商店街」がひっそり解体されていた・・・
六本松のレトロゾーン「新道商店街」がひっそり解体されていました・・・。
▲ 「六本松」の交差点付近は古い飲食店やスナック街が残るレトロなエリアです。
[map addr=”福岡県福岡市中央区六本松2丁目3−7”]
▲ 場所はこのあたり。福岡県福岡市中央区六本松2丁目3−7
▲ 中華料理の「李華」、
▲ そして元パチンコ店だったゲームセンター「プリンス」、
▲ そしてその裏には飲み屋街の「京極街」があります。
▲ 狭い路地に小さな店が密集していて良い雰囲気です。
▲ そして六本松の交差点から京極街に抜ける「新道商店街」。
▲ 50メートルほどのアーケード商店街です。
▲ 5〜6店舗ほどが営業するのみで、ほとんどの店がシャッターが降りています。
▲ 2014年頃から部分的にアーケードが撤去されはじめ、ポカンと穴が空いたような状態になっていました。
そして先日、新道商店街を久々に訪れてみると・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
▲ 跡形もなく消え去っていました・・・・・・。まじか・・・。解体されるとは知らなかった。
▲ しかも横にあった中華料理の「李華」、ゲームセンター「プリンス」の建物もなくなっていました。
▲ まさか!と思って裏に回ってみましたが京極街はまだ残っていました。
▲ 新道商店街から京極街への道はガランとした状態になっていました。
▲ グーグルマップの航空写真で確認してみるとビルとその他の建物が5棟ほど解体されているようです。
こうやって見てみるとけっこう広かったんですね。
▲ 新道商店街について調べていたら「博多のうわさ」という雑誌の昭和34(1959)年3月号に新道商店街が取り上げられていました。
▲ 店舗の紹介と店主がどういう人か書かれています。
・ひさや食料品店・・・夫婦で日本舞踊をやっている
・芳井食料品店・・・巨人の熱狂的なファン、麻雀とお色気咄が得意
・ペンギン屋玩具店・・・日本自動車K・Kから鞍替え、無類の酒好き、黒田節が得意
・藤長靴店・・・立派な肉体の持ち主、お酒に弱い
・古谷茶舗・・・ご主人がイケメン
・森友食料品店・・・世話好きで催し物の時にはテキパキ動いてくれる
・信国菓子店・・・大会社の重役クラスの風格
・小島菓子舗・・・お酒に弱かったが新道商店街に来てから強くなった
・木野履物店・・・剣道と囲碁が得意、西鉄ライオンズのファン
・吉村鮮魚店・・・威勢のよい掛け声、仕事中でも角打に出かけてしまう、世話好き
こうやって見ると、昭和30年代はたくさんの店舗が楽しそうに営業していたことが伝わってきます。
▲ 今ではすっかり更地になってしまいましたが昔は多くの人が集まる活気ある場所だったのでしょうね。
▲ 裏の京極街のほうは新たにお店ができるなど元気な様子ですので、こちらはまだ安心してもよさそうです。