聖徳太子が作った阿弥陀如来像が福岡市にある?!
投稿日: | カテゴリー:寺社仏閣
なんと、聖徳太子が作った阿弥陀如来像が福岡市にあるようです。
▲ 福岡市中央区の今川にある「西町観音」。
[map addr=”福岡県福岡市中央区今川2丁目1−13”]
▲ 場所はこちら。福岡県福岡市中央区今川2丁目1−13
▲ 住宅街にある小さなお堂です。
▲ 「福岡市新四国 第六十一番霊場」にもなっているようです。
▲ お堂の額束には「十一面観世音菩薩」「阿弥陀如来」「文殊菩薩」の表記があります。
▲ 「略縁記」と書かれた由緒書きがありましたので読んでみると、
・ここにある阿弥陀如来像は聖徳太子が作ったものである
・黒田家の家臣である庄野彦左エ門直義が享保5(1720)年に武運長久(戦いでの成功・武人としての良い運)を願って宇佐から持ってきた
・もともとは鳥飼八幡宮にあったもので、鎮護寺 感應院の住職が代々祀ってきたが、明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく=明治政府によって古い宗教的慣習などが禁止された)の時に破壊されないように現在地に移して安置した
ということが書かれていました。
▲その聖徳太子が作ったと言われている像はこちらの金色に輝く像です。
正確にいつ作られたのか、なぜこんなに貴重なものを宇佐から譲ってもらうことができたのかなどわからない点も多いですが、町角の小さなお堂にこんなにスゴイものがあったとは!
▲ 鳥飼〜今川エリアはお寺や神社が多く、歴史的に面白い場所ですが、調べてみるとこういった小さなところにも発見があるものですね。