【田川】かつて炭鉱で栄えた田川の後藤寺駅周辺にはたくさんのレトロが残っていた
かつて炭鉱で栄えた田川の後藤寺駅周辺でレトロ探訪をしてみました。
▲ 田川後藤寺駅周辺には味のある商店街や建物が残っていると聞きつけやってきました。
[map addr=”福岡県田川市奈良1829”]
▲ 場所はこちら。福岡県田川市奈良1829
▲ 駅から少し進むと早速レトロなエリアが。
▲ ほとんどシャッターが閉まっていますが、味のあるロゴなどはかろうじて残っている。
▲ あとこちらの「一平食堂」。この外観、理想的過ぎる。これは後で行ってみなければ。
▲ てくてく歩いていくと、レトロなものがそこら中に残っています。
▲ 突如現れた巨大な建物。
▲ 「ターミナル会館」。これはかなり年季が入っていますね。
▲ 田川後藤寺“ターミナル会館”のページによると、
今は1階がバスターミナルとして機能しているのみですが、
平成元年まで、上階は映画館として営業していました。
なんて書くと、つい最近までやっていたかのような錯覚をしてしまいますが、
この映画館が扉を閉じてもう20年になります。
とのこと。
一昔前まではちょっとした複合施設だったみたいですね。
▲ そしてアーケード商店街になっている「田川ごとうじ銀天街」。
▲ 約半分の店舗のシャッターが閉まっている商店街ですが、レトロ感がスゴイ。
▲ 商店街の発展の歴史なんかを調べてみたのですが、ぜんぜん情報が出てこず。
炭鉱で栄えて人が集まって、炭鉱が閉山したので昭和な雰囲気を残したまま現在に至るという典型的な元炭鉱町のパターンなのでしょう。
▲ かつての銀天街の写真が掲載されていました。(左)
昭和34(1959)年の写真ですが、元々は「本町商店街」と言っていたようですね。
▲ 炭鉱で栄えていた頃はたくさんの人でにぎわったのでしょう。
▲ マダムなお店は現役。品数豊富な様子。
▲ 懐かしい「ユンケル黄帝液」のパネル。まだタモリが横分け時代です。完全に時間が止まっています。
▲ 商店街脇の細い路地にスナック街を発見。
平日の真っ昼間ですが中からビブラートの効いた歌声が聞こえてきていました。
▲ イケてる看板「銀座社交ダンス」。「座」の文字に注目。
まだやっているのだろうか。
▲ 商店街の延長線上には「サンシャイン通り」があります。
▲ 昔ならではのおもちゃ屋「オモチャハウスなかしま」。
▲ この通りはかつては「朝映通り」と言っていたんだとか。(右の写真)
映画館でもあったのでしょうかね?
▲ サンシャイン通りを奥に進んでいくといい感じのY字路を発見。
これは横尾忠則的だ。
▲ 田川ごとうじ銀天街の一本東の筋は飲み屋街になっています。
▲ ここにもレトロでカッコイイ建物が。
▲ このデザイン、いい感じです。
▲ 元々は「Super Disco クリフサイド」というお店だったようです。
スーパーディスコ、いかにもスゴそうです。
▲ クリフサイドの壁面の青い部分はタイルになっているのですが、これがまたステキすぎる。よく見ると形が不揃いになっていて面白い柄を生み出しています。
▲ タイルといえばこんなのも発見。ポップでカワイイ。
▲ これはちょっと大人な感じのタイル。
▲ 抹茶味の羊羹みたいで美味しそうなタイル。
▲ 眩しいオレンジのタイルシート。
▲ そしてバンブー柄のタイルシール。渋カワイイ。
▲ 建物の上を見上げてみるとこんなジェントルマンもいました。
▲ そうかと思うとバリバリヤンキー臭のする落書きも。カオスです。
▲ ひとしきりレトロを探訪して満足したので先ほどの一平食堂に戻ってご飯にすることに。
▲ 店内の様子はこんな感じでした。理想的。
▲ ショーウィンドウにおかずが並んでいるスタイルもGOODです。
▲ ついつい食べたくなるな。
▲ いろんなメニューがあって迷いましたが「他人丼」にしてみることに。
昔ならではの味付けでかなりホッコリします。ウマいです。
▲ 閉店間際に行ったからか、ショーウィンドウの中にあったポテトサラダをサービスしてもらいました。これは嬉しい!
しかもこのポテトサラダ、めちゃくちゃ美味しい!こういうお店が家の近くにあったら最高だな。
▲ まだまだいろんなレトロが潜んでいそうな地域でした。
ぜひまた再訪問して散策してみたいと思います。