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【福岡市】明日誰かに教えたくなる、天神周辺のトリビアまとめ

過去にブログの中で福岡の天神周辺のトリビア的な記事をたくさん書いてきました。

今回はその中でも特にオススメなトリビアをピックアップして紹介してみたいと思います。

トリビアその1:天神では化石発掘ができる

▲ 天神の商業施設やビルで化石発掘ができるって知っていましたか?

化石発掘と言っても地面を掘るわけではありません。

地面や壁に使われている大理石をよ〜く確認すると・・・

▲ こんな感じの化石がたくさんみつかります。


▲ これ、ぜ〜んぶ天神でみつけた化石なんですよ。

みなさんもぜひ探してみてください!(そして見つけたら教えて下さい!)

▼ 天神で発掘できる化石についてもっと知りたい方はこちら
http://y-ta.net/tenjin-fossil/
http://y-ta.net/tenjin-fossil2/

トリビアその2:天神の ど真ん中にお地蔵さんが二体ある

▲ 灯台下暗しとはまさにこの事で、「天神」交差点のパルコの向かい側にお地蔵さんがあります。毎日通っているけどお地蔵さんがあったとは知らなかったという人も多いのではないでしょうか。

▲ そして、イムズ横のこの隙間。

▲ 実はここにも お地蔵さんがあるんですよ。

▼ なぜお地蔵さんがあるのか詳しく知りたい方はこちら
http://y-ta.net/tenjin-ojizosan/

トリビアその3:激近な位置にかけられた二本の橋がある

▲ 天神から国体道路沿いに中洲方面に進んでいくと「春吉橋」がありますが、その真横に「中洲懸橋(なかすかけはし)」という橋があります。

▲ 2つの橋のもっとも距離が近い部分は2〜3メートルほどしかありません。

なぜこんな激近な位置に二本の橋がかけられているのでしょうか。

実は、現在の春吉橋は1948年(昭和23年)に作られたもので、それまでは中洲懸橋が春吉橋として使われていたそうです。

現在の春吉橋がかけられた時に古い春吉橋は取り壊される予定だったのですが、愛着のある地域の方たちによって保管されることになったのだそうです。

そのため、現在のように真横にふたつの橋が並ぶ形になっているのだそうです。

▼ 激近な位置にかけられた二本の橋についてもっと詳しく知りたい方はこちら
http://y-ta.net/nakasu-kakehashi/

トリビアその4:約800年前までは天神周辺は海だった

▲ 約800年前、鎌倉時代の天神周辺を描いた古図があります。(→拡大して確認する

▲ この古図を確認すると天神〜住吉あたりまでが全て海になっています。

▲ 現在の地図で言うと、このような感じです。

天神周辺はほとんど海だったようですね。

▲ 現在の地名と重なるものがたくさんあって面白いです。

北側の、現在の「須崎」にあたる部分はまさに「州」「崎」という形になっていることがよくわかります。

博多の町は既にこの時代から形ができあがっていたのですね。

湾内の住吉周辺にポコッと突き出た半島のようになっている部分が住吉神社です。

そしてその下にある島、こちらが「蓑島(みのしま)」と書かれています。

つまり、現在の「美野島」ですね。

「美野島」が本当に島だったとは驚きです。

▼ 約800年前の天神周辺についてもっと詳しく知りたい方はこちら
http://y-ta.net/fukuoka-kamakura/

トリビアその5:警固・今泉あたりには昔の川の跡がたくさん残っている

▲ 幕末頃の古地図をみてみると、警固・今泉あたりには複数の川があったことがわかります。(※ 地図は「古地図の中の福岡・博多―1800年頃の町並み」【海鳥社 宮崎 克則、福岡アーカイブ研究会 編】より引用)

▲ 現在の地図に昔 川だったところを描いてみるとこのようになります。

▲ 実際にその場所に行ってみると、このように石垣が残っていて1メートルほど高くなった場所がたくさんあります。


大きな地図で見る

▲ こんな感じの場所がちょこちょこ見つかるので古地図と比較しながら歩くと「なるほど!」と思えます。

▼ 警固・今泉の昔の川についてもっと詳しく知りたい方はこちら
http://y-ta.net/kego-imaizumi-river/

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他にも「へぇ〜」っとなる情報をご存じの方はぜひ教えて下さいね。

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ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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