【豆知識】神社で見かける牛の像の意味とは
投稿日: | カテゴリー:寺社仏閣
神社で牛の像を見かけたことがある人は多いと思います。
▲ 例えばこちら。天神にある水鏡天満宮の拝殿前。牛が対になって鎮座しています。
▲ よく見ると可愛い顔。しかしなぜ牛なんでしょうかね?
例えば馬なら像として飾られていても何となく理解できる気がします。しかし、牛がよくあります。
▲ こちらは西公園にある立帰天満宮(たちかえりてんまんぐう)にある牛。やっぱり牛。
太宰府天満宮なんかにも牛があります。
そこで、ある共通点に気が付きました。
牛がある神社は全て「天満宮」なんですね。水鏡天満宮、立帰天満宮、太宰府天満宮。
天満宮といえば菅原道真を祀っている神社です。
で、Wikipediaの天神信仰を調べてみましたところ、下記のように書かれていました。
菅原道真と牛との関係は深く「道真の出生年は丑年である」「大宰府への左遷時、牛が道真を泣いて見送った」「道真は牛に乗り大宰府へ下った」「道真には牛がよくなつき、道真もまた牛を愛育した」「牛が刺客から道真を守った」「道真の墓所(太宰府天満宮)の位置は牛が決めた」など牛にまつわる伝承や縁起が数多く存在する。これにより牛は天満宮において神使(祭神の使者)とされ臥牛の像が決まって置かれている。
なるほど、道真 loves 牛 だったのですね!そういうわけで天満宮には必ずと言っていいほど牛があるというわけなんですね。
【参考文献】
・Wikipedia 天神信仰
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