進駐軍が撮影した戦後間もない福岡のカラー動画
投稿日: | カテゴリー:街散歩
Twitterでレアな動画を教えてもらいました。戦後間もないころに進駐軍が撮影した福岡の様子が鮮明に映っているカラー動画です。Korean War と書かれていますので、1950年代でしょうか。
↓ 前半は西戸崎キャンプ周辺の様子が映されているようです。進駐軍がいた頃は外国のような感じだったのですね。
そして、注目してもらいたいところをピックアップしてみました。
6分26秒:土居町の風景・・・人々の服装、表情、電車の様子など鮮明なカラー動画ですので事細かにわかります。カメラを向けられて恥ずかしそうにする女性やおどける子供などに注目です。
7分58秒:天神橋から赤煉瓦文化館方面を見た様子・・・取り壊し中(?)の建物が映っています。
11分36秒:大濠公園の様子・・・白鳥型の手こぎボートが。旧福岡地方簡易保険局(現 福岡簡易保険事務センター)の建物が見えますが、敗戦後、進駐軍に接収されていたそうです。湖の周りにもキャンプらしきものがたくさん見えますが、米軍の施設があったのでしょうか。
12分19秒:西公園の参道・・・お店らしきものがたくさんあってにぎわっているようです。
12分57秒:光雲神社あたりから福岡港を眺めた様子・・・まだ埋め立てられていない頃の様子がはっきりと映っています。
これは当時の様子を知る貴重な動画ですね!