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レトロでカオスな上呉服町の吉武酒店

上呉服町にあるレトロでカオスな角打、吉武酒店に行ってみました。IMG 4575
▲ 古い建物が多く残る上呉服町界隈。

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▲ 江戸時代、博多の西の端を守るために寺町が形成され、現在でも寺町ならではの独特の雰囲気が漂う地域です。

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▲ 町には石碑があったり、

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▲ 古い井戸が残っていたりと、歴史を感じます。

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▲ 福岡大空襲の際に被害が少なかったこともあり、昔ならではの博多の町並みが残っています。

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▲ 上呉服町には勝軍地蔵という地蔵があるのですが、これがあったおかげで空襲被害にあわなかったという伝承があります。

また、この地域から戦地へ出征した人が一人も亡くなること無く全員無事で帰ってきたこともあり、「生き残り地蔵」として近隣の人から崇められています。

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▲ そんな上呉服町でひときわレトロなのがこちらの吉武酒店。

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▲ 場所はここ。住所:福岡県福岡市博多区上呉服町6-17

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▲ 側面には昭和なホーロー看板。

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▲ もちろん、レトロ感を出そうとして後付けされたものではなく、ガチな当時モノ。

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▲ こんなところにもシブいホーロー看板が。「酒類は現金で取引願います」

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▲ このタイルもキレイです。

中はどんなふうになっているかというと・・・

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▲ おぉ〜!レトロでカオス!

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▲ ジェンガみたいに色んな物が絶妙なバランスで積み上がっています。

どこが触っても大丈夫な場所なのか、どこが触ったらDANGERな場所なのか、お店の人のみが把握しています。

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▲ 吉武酒店は昭和元年創業とのこと。

こういうのを見るとつい、下の方に古いチラシとかレアなパッケージとか眠ってないかな〜と考えてしまいます。

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▲ 店内には猫がたくさんいて、もはや猫カフェ状態。

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▲ 警戒心ゼロなのであっという間に てなづけることが可能です。

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▲ 店内のいろんなものが気になったり、猫を見たり、常連さんの話を聞いたり、一瞬たりとも退屈しません。

ただし常連さんの話は同じ内容が30回ほどループする傾向にあるので毎回新鮮なリアクションができるスキルは必要。

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▲ そんなもろもろ含めてこの空間が一つのアート作品のように非日常な世界を作り出しています。

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▲ 外見から店内までいろいろと興味が尽きない吉武酒店。

一度は行っておきたいレトロでカオスなお店です。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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