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【福岡】相島の朝鮮通信使客館跡

江戸時代、相島には朝鮮通信使客館がありました。


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▲ 相島の場所はこちらです。福岡県糟屋郡新宮町に属している島です。


▲ 相島は最近では「猫島」としても有名になっていますね。

福岡県のネコ島 相島に行ってきました
http://y-ta.net/cat-island/


▲ 新宮漁港からフェリーで10分ほどで到着します。離島感がありつつ、気軽に行ける場所でいいですね。


▲ 江戸時代、日本は鎖国政策をとっていて海外との交流をしていませんでしたが、李氏朝鮮など一部の国とは ある程度の交流があったそうです。

朝鮮の通信使(外交使節団)は徳川家の将軍が替わった時などに朝鮮の国王からの祝いの国書を持ってきていたそうです。


▲ 朝鮮通信使は 一旦 相島で接待を受けてから日本本土に渡って行くのが慣例になっていたそうです。

相島は福岡藩の島でしたので福岡藩が担当して接待を行ったようです。


▲ 昔の絵図には朝鮮通信使の客館が描かれています。

絵図の左側の大きな屋敷が朝鮮通信使の客館です。かなり大きいですね。

しかも、一度使用したものは取り壊し、毎回毎回別の建物を新築していたそうで大切な客人として扱われていたことがわかります。


▲ 現在、客館の場所は畑になっていますが、昔はゴージャスな建物が建てられていたのでしょうね。


▲ 波止場の歴史も記されていました。


▲ 相島には3つの波止場があり、一番南側の波止場は明治時代に造られ、残りの2つは江戸時代に造られたそうです。

波止場もお客様専用(朝鮮通信使用)のものがあったのだそうです。

フェリーの時間の都合上、あまりゆっくり見れませんでしたが、いつかじっくり島を巡ってみたいと思います。

【福岡 相島のページ】
http://aishima.com/
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ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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