【キャナルシティ】無印良品の本屋「MUJIBOOKS」に行ってきました
キャナルシティの無印がリニューアルして「MUJIBOOKS」という本屋を併設した売り場に変わったそうなので行ってみました。
▲ 以前服が置いてあったエリアが本のスペースになっているようですね。
▲ さすが無印らしく白いジャケットのミニマルな本だけが集められたコーナーが最前列に。
▲ 約100坪の本のスペースに3万冊の品揃え。
「さ(冊)し(食)す(素)せ(生活人生)そ(装)」というカテゴリ分けになっている点が面白いです。
なので、どちらかと言うと「この本が欲しい」という明確な目的があって買いに来るというよりも、「こんな良い本がありますよ」というレコメンドを期待して訪れる場所だと考えたほうが良さそうです。
ちなみに企画、運営、本のセレクトは編集工学研究所という会社がやっているそうです。(→ 書籍と無印良品の総合編集ショップ「MUJI キャナルシティ博多」のMUJI BOOKS 企画・選書・運営)
▲ 本が読めるスペースもあります。
また、100円でセルフサービスのコーヒーがあるとのことです。いわゆる「ブックカフェ」というやつですね。(→「ブックカフェ」という業態のカフェが福岡で増殖中?!)
▲ 横に無印のカフェも併設されていますが、ここに本が持ち込めるのかは不明。
▲ あと、田中一光さんの蔵書というコーナーが造られていますが、「田中一光と無印良品」のページによると、
無印良品は1980年の日本に、消費社会へのアンチテーゼとして生まれました。
当時の日本は、資本の論理が優先され、「売るため」にモノが本質から離れていた時代。
無印良品は、そのような状況への批評を内側に含むものとして、「無印」という立場に「良品」という価値観をつけて誕生した概念です。
その発案者のひとりである田中一光は、20世紀の日本のグラフィックデザイン界を代表するデザイナーであり、また亡くなるまでの20年余に渡りアートディレクターとして無印良品の思想を表現し、モノづくりに多大な影響を与えた存在でした。
とありました。
確かにシンプルということに価値観を見出した先駆けといえる方ですが、その人の頭脳が垣間見えるようで面白いですね。
▲ 何か新しい発見を期待して行ってみるのも良いかもしれません。