70年代のカメラCanon 110EDで70年代な雰囲気の写真が撮れるか試してみた
70年代のカメラCanon 110EDで70年代な雰囲気の写真が撮れるか試してみました。
▲ 先日訪問した熊本の骨董品屋。→熊本のレトロな商店街やレトロな品々を取り扱う店を巡ってきた
▲ そこでこちらのカメラを購入しました。
▲ Canon 110EDという昭和50年(1975)年に発売されたカメラです。
小型なボディーであることから「ポケットカメラ」とも言われていたそうです。
当時の定価は34,000円。高いです。
ちなみにわたくしは1,000円で購入しました。
▲ 小さいわりに機能もしっかりしたカメラです。
▲ 日付のカウンターもある!
▲ 電子式シャッターなので電池を入れる必要があります。
▲ フィルムは110フィルムという特殊なもの。
▲ こんな感じの形状のフィルムです。
▲ このフィルムは国内ではすでに生産終了となっているのでAmazonにてよくわからないメーカーの商品を購入。
3つセットで1,800円。
よく考えたらカメラよりフィルムのほうが高いな!
▲ そのフィルムを背面のこちらにセットします。
▲ セットしたところ。
200と書かれている右側の窓部分に残枚数が表示されます。
フィルム本体に残枚数が出るんですね。ちょっと面白いです。
▲ セッティングが完了したのでさっそく外に出ていろいろ撮影してみました。※この写真はiPhoneで撮影したもの
▲ ちなみにファインダーを覗いている姿はこんな感じ。
若干、のぞきぽっくて怪しい・・・。
▲ 一枚撮影したら下部にあるスライダーをスライドさせてフィルムを送ります。アナログで楽しいです。
撮影が完了したので現像に出そうとしたのですが、大手カメラ屋では一週間ほどかかると言われました。
そこで近所にある古くからやっている個人経営のカメラ屋に持って行くと、翌日にはできるとのことでした。
やはり特殊な形状のフィルムなので熟練の技や昔の機器が必要なのでしょうか??
▲ 翌日、仕上がった写真を取ってきました。
▲ ネガがものすごくちっちゃい!
▲ この110フィルムはこんな感じで小さく仕上がるのでどうしても写真がぼやけてしまうのだそうです。
まあ、むしろそのほうが味が出て面白い写真になりそうですが。
▲ 一枚も写っていないのではと心配だったのですが、一応、ちゃんと写っているようです。よかった!
▲ ではさっそく仕上がった写真を見てみます。
▲ おぉ〜〜!かなり良い雰囲気出てます!
▲ 右下の日付がイイですね〜。ホントに74年に撮影したみたいだ!
▲ こういう古い建物はどんなふうに撮影しても絵になりますね。
▲ レンズの経年劣化による色ムラが出ていますが、それがまた味になっています。
▲ デジタルと違ってできあがるまでどういう写真に撮れているかわからないのが楽しいですね。
▲ なにか操作を間違ったのかもしれませんが、不思議な写真が撮れていました。
こういう何が起きるかわからないのもアナログの楽しみですね。
▲ 味のある70年代風の写真が撮れて面白かったです。
今度は人物を撮影してみようかと思います。