【福岡市】福岡市で最もメジャーな(?)レトロ商店街「柳橋連合市場」
灯台下暗しということでしょうか、福岡市で最もメジャーな(?)レトロ商店街である「柳橋連合市場」をこのブログでは紹介していなかったのようです。
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▲ 場所はこちら。
▲ 「博多の台所」という異名を持つ柳橋連合市場ですが、とても活気があります。
その他のこういった商店街が寂れていく中、ここはむしろ新しいお店ができたりしていて元気です。
▲ 現在50店舗ほどの鮮魚店や八百屋などが軒を連ねています。
▲ 昔ならではの平台に商品を陳列するスタイルのお店がほとんどで、見ているだけでおもしろいです。
てっきり戦後のドヤ街から発展した商店街だと思い込んでいましたが、柳橋連合市場のホームページ(しっかりしたホームページまでちゃんとある!)の「沿革と経緯」を見ると、
大正7年頃、那珂川にかかる柳橋のたもとで、鮮魚商数人が大八車に積んだ魚を売り出したのが始まりとされ、半田惣助という人が「柳橋廉売市場」と名をつけました。
とのことで、およそ100年の歴史を持つ市場なのだそうです。
以前は「サービス」「中央」「明第一」「明第二」「宝新道」の5つの組合があり、現在よりも細分化された商店街だったそうですが、その5つが合併して柳橋連合市場となったのだそうです。
▲ アーケード商店街のような造りになっていますが、おそらく後付で設置されたのだと思います。
▲ いい味がでた鉄骨部分にも注目です。
▲ あと、こういう豆タイルのアートも楽しいです。
にしてつ画像ライブラリーの「福岡市の風景(1960年代)」のページに昔の柳橋連合市場の写真が掲載されていましたが、現在と比較してみてもほとんど変わらず、ある意味すごいです。
▲ これから年末にかけて、さらに繁盛しそうな商店街です。
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