※閉店しました【吉塚】レトロ商店街内の銭湯跡でカンボジア料理を楽しもう!
※注:閉店しました。吉塚のレトロ商店街内の「若桜湯」跡でカンボジア料理を楽しもう!
吉塚商店街
▲ 福岡市中心部からちょっと東側、県庁や東公園などがあるエリアまで足を伸ばすと千代、吉塚あたりにレトロな町並み、ノスタルジックの商店街がぽつぽつ残っています。こちらの吉塚商店街(吉塚連合市場)もそのひとつ。
▲ 戦後間もない昭和25年頃から自然発生的に商店街が形成され、かつては大変なにぎわいを見せたといいます。
▲ 昭和な雰囲気をそのまま現在に残す商店街は今でも近隣住民から親しまれ、生活に欠かせない場所となっているようです。
▲ アーケードもちゃんと残っていて良い雰囲気です。
若桜湯(若桜温泉)
▲ そんな吉塚商店街の中には若桜湯(若桜温泉)という銭湯跡があります。
▲ 2006年に廃業したそうですが、銭湯跡の建物はそのまま残されています。少し離れた場所から見るとこんな立派なレンガ造りの煙突が!
▲ その若桜湯の跡地が大変なことになっている!との連絡を受けて先日見に行ってきました。
▲ こういう貼り紙もずっとそのまま残されているんですね。
で、入口のほうに行ってみると・・・
▲ 銭湯跡がカンボジア料理のお店に!
そうなんです、なんと元銭湯だった建物をそのまま使い、カンボジア料理のお店「シェムリアップ」として生まれ変わったのだそうです!
「男」「女」の扉もそのままだ!
▲ 入口にはこんな貼り紙。
▲ 「おどろかすつもりはありませんが、銭湯ではありません。」
いえ、けっこう驚いてます!知ってても!
▲ 「男」のほうが入口なので「男」から入ると・・・おお!すご!番台がそのまま残ってる!
▲ こういう木の下駄箱もあります。
▲ あとはこれ。美容室のパーマのやつみたいですが、ドライヤーなんだそうです。
▲ 横にはお金を入れる部分。どういう感じで動いてたのでしょうかね。
▲ こちらが客席の様子。なるほど、脱衣場跡が客席、浴室がキッチンとなっているわけですね。
▲ 何気なくキッチンをチラ見してみると・・・うお!壁に富士山残ってる!!すごいよすごいよ!
▲ この黄色いソファ席はもともとベビーベッドだったものを改造して活用しているのだそうですよ。
ちなみに↑こちらは男湯部分。
▲ 女湯部分は座敷席になっていました。
▲ 客席に大きな鏡があったりするし、ほんと不思議な空間。
▲ 肝心の料理の方ですが、これがまたウマいんです!
たぶん日本人好みな味付けにしてあるのだと思いますが、とても食べやすく、でもどこか癖になるようなエスニックな香りが最高です。
銭湯とか抜きにしても通いたくなるほどのクオリティ、スゴイ!
まとめ
▲ 世の中いろいろな居抜き物件があると思いますが、こんなに面白い物件はなかなか無いかもですね!
料理もとても美味しいですし、空間も楽しいのでぜひ一度行ってみて下さい。
ちなみに屋号の「シェムリアップ」とはカンボジア北西部のリゾート地の地名だそうですよ。
シェムリアップへのアクセス方法
※注:閉店しました
最寄り駅はJRの「吉塚駅」です。吉塚駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
博多駅から電車で一駅、天神からだと「天神日銀前」バス停から「吉塚駅東口」までバスで15分ほどで到着します。
Q & A
- 駐車場はある?
- 専用の駐車場は無いようですが、すぐ隣がコインパーキングです。