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ここ最近街で見つけた「超芸術トマソン」まとめ

このところ長い文章の記事が多かったので頭カラッポにして楽しめる記事を。ここ最近の街で見つけた「超芸術トマソン」まとめです。Toma
▲ みなさん「トマソン」ってご存知ですか?

Wikipediaの「トマソン」によると、

超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは、赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。

とのこと。

ちょっと難しく書かれていますが、要は↓↓こういうもの↓↓のことです。

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▲ わかりますか??二階部分の全く意味のないドア。まさに「不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物」です。

街を歩いていると、こうったものによく遭遇します。

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▲ ほら!ここにも!

出ることも入ることもできない意味なしのドア。

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▲ こんなのもあります。

もともと隣にあった建物が取り壊されてその建物の跡がキレイに残っています。

なんとなくMarlboroの箱みたいにも見えますね。

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▲ この物件、よく見ると意味なしのドアまであります。

この佇まい、まさにアート。

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▲ こちらはなぜかタイルのみが残ってしまった壁。

銭湯でもあったのでしょうかね??

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▲ 途中でスパっと終わっている階段。

見ているだけで足がムズムズしてきます・・・。

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▲ これもなかなかスゴイです。

電柱によって遮られた駐車場。

頑張って停めれたとしても横に停められてしまうとジ・エンド。

電柱と駐車場、どちらが先にできたのかわかりませんが、どうして誰も指摘しなかったのか・・・?!

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▲ こちらは以前紹介した「シブログ!」の二人に教えてもらったトマソン。

見えない階段でもあるのだろうか。

見事なトマソンです。

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▲ なぜ玄関のみ残した?!

間取りを想像したくなるトマソンです。

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▲ 中途半端にふさがれたドア。

建物側に引くタイプのドアならギリ使えますが押すタイプなら無用の長物。

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▲ こちらも「ダリ」の作品みたいで芸術性高いです。

もともとここに何があったんでしょうね?

タイルがありますので風呂とか炊事場みたいな場所だったんでしょうか。

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▲ 高所ドア、ダブル。

二階の窓から荷物が見えますがもう二度と下ろすことはできないのかもしれません・・・。

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▲ ラストはこちら。

最近見つけた中でもっともインパクトの強かったトマソン。

スゴイよ!これほど意味のないものが他にあるでしょうか。

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▲ 別の角度から。

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▲ ついつい色んな角度から撮影してしまいました。

この規模感、ダイナミックさ、他の追随を許しません。

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▲ きっとみなさんのまわりにもトマソンが潜んでいますので探してみてください。

そして面白いものがあったらぜひ教えて下さい。

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【超芸術】ここ最近見つけたトマソン集(地味ネタ含む)

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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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