【北九州】若松駅から若松港への石炭積出の様子
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若松駅、若松港はかつて石炭の積出によって栄えていました。
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▲ 若松駅・若松港の場所はこちら。
Wikipediaの若松駅によると、
筑豊興業鉄道により1891年(明治24年)8月30日開設された。当初から石炭の積み出しを主な目的とした。若松駅と若松港の設備は並行して拡張が行われ、石炭桟橋から石炭を積み出した。構内は広大で多数の石炭車が常時出入りしていた。ガントリークレーン、ホイストなどの積み下ろし設備が各種整備され、最盛期の1940年(昭和15年)には年間830万トンの積み出しを行い、一時第二次世界大戦のために衰えるが戦後も再び同じくらいの貨物取り扱いをして、ほぼ常時日本で一番貨物取り扱いの多い駅であった。
とのことで、かなりにぎわっていたようです。
▲ その様子がわかる写真(絵葉書)がこちらです。
若戸大橋が完成しているので昭和30年代ごろの写真だと思われます。
▲ Wikipediaの若松駅には
しかしエネルギー革命の進展により、石炭の取り扱いは急速に減少していき、1970年(昭和45年)にはホイストとガントリークレーンの使用が停止され、1982年(昭和57年)11月には貨物輸送が廃止されるに至った。
と書かれていましたが、この写真を見る限りでは石炭が山積みにされ、たくさんの船が停泊していて昭和30年代ごろはまだ活気があるように見えます。
▲ 現在の若松周辺は当時の繁栄を思わせる昭和レトロな町並みが広がっています。
・北九州市若松区の本町近辺は見どころが満載
・若松にある料亭金鍋
▲ 最盛期には全国各地から数多くの人が石炭関係の仕事をしにやってきていたそうで、映画館や芝居小屋なんかもたくさんあったそうです。
【参考文献】
・Wikipedia若松駅
・若松の歴史